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事業案内

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ジャトロファ事業 - 事業の進捗状況

事業の進捗

 この事業は2008年9月より開始され、2010年2月までの間に200ヘクタールの荒地に50万本のジャトロファの苗木を植栽しました。植栽時 には荒地にもともと生えていた木はそのまま残し、また植栽地域を分散させることで、生物多様性の維持にも配慮しています。植栽面積はまずは200ヘクター ルから始めていますが、事業が軌道に乗れば今後植栽地を増やしていく予定です。植栽地では、2008年12月から2009年4月にかけて植えられた苗木が 2010年1月から本格的に結実しており、もともと地域に生えていたジャトロファも含めて種子または果実の買取が始まっています。

 また、この植栽地とは別のサイトにジャトロファの種子貯蔵用倉庫、搾油・精製設備建屋、精製油貯蔵所、廃棄物置き場、事務所などからなるジャトロ ファ・センターを建設しており、そこにバイオマスのガス化装置や海水の淡水化装置などが設置される予定です。ジャトロファの精製油の販売先としては、イン ドネシアの電力公社であるPLNと交渉を続けており、同地域の発電所にある発電機での精製油を燃料に用いた運転テストの了承がPLNから得られています。

 2009年にこの事業は財団法人地球環境センターの平成21年度 CDM/JI実現可能性調査事業(提案主体:三菱UFJ証券株式会社)として採択され、現在、三菱UFJ証券株式会社と協力してCDM事業化の検討を行なっております。


ジャトロファ植栽前の未利用の荒地

 
ジャトロファの苗木が植栽された荒地

種子の買い取りの様子 買い取られたジャトロファの果実
種子の買い取りの様子(左)、買い取られたジャトロファの果実(右)

 
ジャトロファの果実の殻と種子(1つの果実に2〜3個の種子が入っている)(左)、搾油後の搾りかす(右)

 
1時間あたり100kgの種子を処理する能力を持つ小規模搾油機(左)、小規模精製設備(右)

事業の背景・概要


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